テストの点が取れない高校3年生に見てほしい簡単に高得点が取れる方法 文系編
目次
Ⅰ3年生が苦しむ科目
高校3年生が苦手な科目って多くの場合英語か数学になります。少なくともどちらも得意な方ってほとんどいないと思います。
そのくらい英語と数学は難しいです。だからこそ、毎日勉強をして得意にしてほしいなって思っています。
なぜ英語と数学が苦手になるのか?
英語と数学は以前習ったことを覚えていることを前提に授業が進むからです。今まで習った内容を覚えていない場合は、授業の内容がわからなくなります。
一度でもつまずいてはだめです。授業で今まで習った内容はすべて暗記する必要があります。
英語の場合だと文法もそうですが、単語も覚えなければなりません。
数学だったら公式やその公式を使って素早く計算する力が必要になります。
なので、どこかで1度でも苦手になってしまうと普通は得意になることがありません。そのような理由で多くの人が苦手になってしまいます。
英語と数学は科目の性質が違うので、両方の授業について行き続けるのは難しいです。英語は男性、数学は女性が苦手とすることが多いのでそういう点でも大変です。
しかし、英語と数学が3年の夏休み前に完成してしまえばどの大学でも合格は可能です。というのも残りの科目は時間がそれほどかからないので、授業を取って入れば半年程度頑張るだけで高得点が取れてしまうからです。センターだけであれば4か月でも大丈夫です。
Ⅱ数学を捨てる判断基準
3年生の場合、数学を捨てるかどうかを考えないといけない時期です。数学も正しいやり方で勉強すれば努力で克服できるのですが、1年半はかかるので、3年の夏休みを過ぎて高校1年生レベルも怪しいとなると難しいかなって思います。
1年生レベルが何となっているのであれば、センターで8割程度であれば何とかなりますし、英語が大得意であれば多くの時間を数学に割くことができるので大丈夫なのですが、そうでない場合は切らざる得ない事が多いです。
逆に言えば3年生の4月でセンターの過去問の得点が6割以上あればであれば問題なく数学の勉強が間に合うという事でもあります。文系で数学ができるのは有利なので、頑張ってほしいと思います
経済学部であれば社会よりも数学が簡単なことが多いので、有利に受験期を送ることができいます。
Ⅲ英語の勉強方法
苦手になったところから勉強してください。中学校からやり直さないとだめな人もいるくらい英語は難しいです。公立高校入試であれば80点取れていないときは念のため中学英語の復習をしてください。
都道府県によって難易度は違いますが、中学英語は確実に得点してほしい内容となっています。中学校の教科書巻末にある単語と文法を確認する英文を95%以上暗記して下さい。そうしないと高校の英語は絶対に得意になりません。
高校の英語は中学英語の続きです。つまり中学英語が完璧でないと絶対に理解できないということになります。今からでも大急ぎで復習をして下さい。文系である以上英語で高得点を取らないと合格はできないからです。
それが終わったら高校1年で習った内容を復習しましょう。頑張って授業に追いつけるように復習してください。授業に追いつければ授業の復習で英語の勉強ができるので効果的に復習ができます。
入試に必要な英文法は高2までにほぼ習い終わります。そして、センター試験では高2までに習った内容しか出題されません。なので、3年になればいつでも過去問を問題集のように使えます。復習と長文読解対策を終えることができれば理論上は200点満点が取れることになります。
簡単にはいかないですが、それを目指して勉強してほしいです。
長文読解は優しめの問題集で読み慣れを作りましょう。センター試験と同レベルの問題集を使う前に1冊優しめの問題集で実践を積むこともおすすめです。
可能な限り早く授業に追いついて、できればセンターの過去問で120点以上取れるようになってください。
Ⅳ数学の勉強方法
4月の時点でセンター試験で6割取れていることを前提に書きます。まずはセンターで8割が取れるように復習をしてください。計算力を高めるのもそうですし、問題の解き方を勉強するのも大事です。
数学はセンター試験と記述試験で入試の傾向が大きく異なります。どちらの対策も怠らないようにしてください。計算力はどちらの入試でも同じ訓練で対応できるので頑張りましょう!
数学は6割取れている人に向けた内容なので、軽めですがこのくらいで終わりにしたいと思います。
Ⅴ国語や社会の勉強方法
国語は現代文より古典のほうが勉強時間に対する得点の伸びが大きいです。時間がないと思うので古典を優先して勉強しましょう。古典は単語・文法の暗記⇒読解対策⇒その他の順番で対応できます。
古文は英語の10%、漢文は古文の40%程度の暗記で平均点以上が取れるおいしい科目です。センター試験だと配点が高いので短時間で稼げるおいしい科目となっています。
社会ですが1科目でいいのであれば夏休みから授業の復習を兼ねて参考書チェックや過去問演習を行いましょう。英国数がある程度完成していれば社会に時間をかけることができるので問題なく高得点が取れます。
2科目必要な場合は3年の4月から気分転換を兼ねて授業の復習をしておいてください。2科目を同時に夏休みから勉強するのは無理があるので、ちょっとずつ勉強をしておきましょう。夏休みになるまでは勉強する科目は1科目で大丈夫です。
教科書や参考書を読んだら過去問やそれに準ずる問題集を使って問題演習をしてください。問題演習中心の暗記の方が圧倒的に暗記速度が速くなります。
Ⅵ勉強に才能は必要ない
受験勉強は努力によって簡単に突破できます。学力の差はほとんどの場合学習時間の差がそのまま点数に現れます。
裏を返せば勉強時間を増やすことで点は上がるということです。勉強がわかれば授業が楽しくなり、勉強が楽しくなります。そのために復習が必要になるということです。
国語、理科、社会は前年度の知識がなくても授業についていけます。時間があるときや部活を引退した後に勉強をしても、苦手な所だけを頑張れば入試まで間に合うことが多いです。
一方、英語や数学は中学1年から高校3年までつながる科目です。1度でもつまづいてしまうとそこから先は授業の内容がわからなくなります。毎日復習をしないとだめな科目です。
勉強のやり方をしっかり覚えて時間をかけて取り組めば必ず点は上がります。めげずに頑張って勉強してくださいね。
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