日本の農業と工業 苦手でも実力テストや高校入試の中学社会科・地理分野で高得点が取れる!
教科書の地図やグラフを見ながら記事を読んでください
東京書籍164p~167p
帝国書院158p~161p
最終更新日:2017年7月26日
目次
Ⅰ日本の農業の特徴
1.稲作(いなさく)の盛んな地域
東北や新潟県ではとても盛ん
これらの地域では銘柄米(めいがらまい)と呼ばれるブランド価値が高いコメの生産を行っている
基本的には日本各地で稲作は行われている
2.日本の畑作の特徴
栽培地の地図をチェック!
東京書籍164p 帝国書院158p
促成栽培(そくせいさいばい):冬でも温暖な気候を使って冬に夏野菜を作る農法
宮崎平野や高知平野で盛ん
冬にピーマンやキュウリを作る
抑制栽培(よくせいさいばい):夏でも涼しい気候を使って夏に冬野菜を作る農法
長野県や群馬県で盛ん
夏に白菜やキャベツを作る
近郊農業(きんこうのうぎょう):大都市圏の周辺で新鮮な野菜や卵を出荷する農業
千葉県や茨城県で盛ん
施設園芸農業(しせつえんげいのうぎょう):温室を利用した農業
3.日本の果樹栽培
りんご:長野県や青森県など涼しい地域で盛ん
4.他の日本の農業の特徴
畜産業(ちくさんぎょう)は鹿児島県や宮崎県で盛ん
豚や肉用若鳥を飼育している
酪農(らくのう)は北海道で盛ん
水産業は経済水域(けいざいすいいき)の設定によって遠洋漁業が衰退
養殖漁業(ようしょくぎょぎょう)と栽培漁業(さいばいぎょぎょう)が発展
養殖漁業=人工的にふ化させ、大きくなるまで育ててからとる
栽培漁業=稚魚まで育てて海や川に放流し、大きくなってから取る
日本の食糧自給率は他の先進国と比べて低い
Ⅱ日本の工業の特徴
工業地域・地帯の地図をチェック!
東京書籍166p 帝国書院160p
1.高度経済成長による重工業の発達
日本の重工業は1950年代後半~1973年にかけて発達
原料を輸入して製品を輸出する加工貿易が行われた
2.中京工業地帯 について
日本最大の工業地帯 愛知県と三重県にまたがる
豊田市などで生産される自動車の割合が大きい
3.産業の空洞化
日本企業は中国や東南アジアに工場を移転している(日本企業の多国籍企業化)
国内の失業者が増加
産業や技術が育たなくなる
4.発達している工業地帯
阪神工業地帯・中京工業地帯・京浜工業地帯を中心とした太平洋沿岸の工業地域のこと。早くから工業が発達している
新興の工業地帯
内陸部の工業地域
近年、北関東工業地域などの内陸部に工業団地が進出しています
高速道路沿いのIC工場
東北や九州の高速航路沿いにはIC(集積回路)を生産する工場が進出しています
私が運営している通信教育のサイトです。低価格、短時間で高得点を取る勉強を実践しています。
中学社会に関しては短時間で簡単に高得点が取れる方法があります。ぜひお問い合わせください。
質問があればコメント欄かSNSにお願いします
勉強の相談も無料で受け付けているので気軽に連絡してくださいね
おすすめの参考書・問題集です
見てほしい記事