日本の位置と領域、時差の求め方 苦手でも実力テストや高校入試の中学社会科・地理分野で高得点が取れる!
教科書の地図やグラフを見ながら記事を読んでください
東京書籍127p~140p
帝国書院120p~127p
最終更新日:2017年7月26日
目次
Ⅰ国家の領域
Ⅱ日本の位置と領域
Ⅲ時差の求め方と日本の時間
Ⅰ国家の領域
国家の主権が及ぶ領域は領土・領空・領海です
領海は沿岸から12海里の範囲になります。
海里とは海上の距離を測る単位とだけ覚えておけば大丈夫です
経済水域(けいざいすいいき)は沿岸から200海里の範囲になります
経済水域とは海上を通行してもいいが資源を採集してはいけない範囲です
Ⅱ日本の位置と領域
日本は北緯30~45度 東経130~145度の範囲に収まります 地図
日本の国土は38万km²
島国であるため経済水域が大きい
北端は択捉島(えとろふとう) 地図
現在はロシアに不法占領されている
東端は南鳥島(みなみとりしま) 地図
所属は東京都
南端は沖ノ鳥島(おきのとりしま) 地図
所属は東京都 波の浸食から守るため護岸工事が行われている
西端は与那国島(よなぐにじま) 地図
地図のチェック!
東京書籍132p 帝国書院124p
Ⅲ時差の求め方と日本の時間
時差は経度15度ごとに1時間
360度÷24度=15度だからです
各国の時間はイギリスのロンドンを通る標準時子午線(ひょうじゅんじしごせん)(経度0度)を基準に決まります 地図
標準時子午線の反対側には日付変更線があります 地図
日付変更線をまたぐと日付が1日前後します 教科書の図表で確認
日付変更線の東側が一番時間が速い地域です
時差の求め方
東京書籍131p 帝国書院123p
ある地域の時間を求めるときの注意
基本的には「日本が何月何日の何時の時に○○の時間を求めなさい」という問題が多いです。そこで、今回は日本の時間がわかっている前提で時刻の求める方法を書きます。
時差の計算1 東経の国や地域の時間を計る場合
日本が10月10日午前9時の時 エジプトの時刻を求めます。
日本の標準時子午線は東経135度
エジプトの標準時子午線は東経30度
経度差は135-30=105度
なので 時差は105÷15=7時間となります
エジプトは日本よりも西にあるため時間は日本よりも遅いです
つまり、7時間日本よりも時間を遅らせます。
エジプトの時間は10月10日午前2時
例2:西経の国や地域の時間を計る場合
日本が10月10日午前9時の時 アメリカのニューヨークの時刻を求めます。
日本の標準時子午線は東経135度
ニューヨークの標準時子午線は西経75度
日付変更線をまたいでしまうと計算が面倒なのでまたがない方法を実施します
まずは日本とロンドン(本初子午線=経度0度)との時差を計算します。
135-0=135度
135-15=9時間
次にロンドンとニューヨークの時差を求めます
75-0=75度
75-15=5時間
つまり日本とニューヨークは14時間の時差があります。
ニューヨークの時間は10月9日午後19時
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