明治時代の文学 センターと私大日本史・近代で高得点を取る!
目次
Ⅰ明治時代の文化史
Ⅰ明治時代の文化史
明治初期の文学
戯作(げさく)文学=江戸時代の文学の流れを引いた作品
西洋文学の影響を受けて言文一致体の作品が生まれる
言文一致体=普段使用している言葉を用いて作られた文学作品
坪内逍遥(つぼうちしょうよう)が「小説神髄」という評論の中で提言した
二葉亭四迷(ふたばていしめい)が小説「浮雲」の中で言文一致体を実現した
写実的な表現をした小説が生まれる
1890年代
ロマン主義文学=文学作品に美意識を持たせる
北村透谷(とうこく)が中心 「文学界」を創刊し樋口一葉(ひぐちいちよう)などの作家を輩出
泉鏡花(いずみきょうか)「荒野聖(こうやひじり)」
1900年代
自然主義文学=人間の素直な感情や闇の部分をリアルに表現する文学
島崎藤村(とうそん)「破戒(はかい)」
国木田独歩(くにきだどっぽ)「武蔵野」
田山花袋(たむらかたい)「蒲団」
明治時代の詩歌
与謝野晶子「みだれ髪」
正岡子規(まさおかしき)の動きが重要
門人の伊藤左千夫が「アララギ」を創刊
美術
明治初期はお雇い外国人を招いき工部美術学校で西洋美術を教えていた
明治20年ごろにフェロノサや岡倉天心らが中心となり日本美術が見直される
西洋画は浅井忠を中心とした明治美術会が地道に活動を行っていた
黒田清輝(せいき)が白馬会を結成…フランス流の明るい西洋画を広める
東京美術学校も時代のニーズにこたえて西洋画の学科を設置
岡倉天心の死後廃れていく
彫刻は高村光雲の「老猿」と荻原守衛(もりえ)の「女」をおさえてください
演劇
歌舞伎のブームが起こる
団菊佐(だんきくさ)時代=市川団十郎・尾上菊五郎・市川左団次という人気役者がいた時代
新劇=西洋から伝わった劇
音楽
井沢修二らが東京音楽学校を開校する
滝廉太郎が「荒城の月」などを作曲する
覚えてほしい図
浅井忠「収穫」
黒田清輝「湖畔」
高村光雲「老猿」
萩原守衛「女」
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