現代の家族、生命・環境倫理 センター倫理・現代社会の諸問題で高等点を取る!
目次
Ⅰ現代社会の家族
Ⅱ生命倫理
Ⅲ環境倫理
Ⅰ現代社会の家族
拡大家族=祖父、祖母、父、母、兄弟がともに暮らす
戦前に多かった
核家族=夫婦と未婚の子供が暮らす
戦後に増加した
単独世帯=一人暮らしのこと
近年増加している
性的役割分担
「男が外で働き、女が家事や育児を行う」といった考え方
ジェンダー=社会によってつくられた性差
Ⅱ生命倫理
臓器売買の禁止、臓器移植を行う際の十分な説明の必要
脳死=脳のすべての機能が停止している状態
安楽死=末期の病気の治療を行わず自ら死を選ぶこと
生命の価値
生命の質(クオリティー・オブ・ライフ)
ただ生きるのではなく人間としての尊厳を持って生きることが必要だと考える立場
患者の自己決定権
医師によるパターナリズムを制限
パターナリズム=本人を保護するために自由を制限すること
インフォームド・コンセントを普及させようという傾向が強い
インフォームド・コンセント=患者が同意をしたうえで治療を受けること
クローン技術規制法
日本ではヒトのクローン作製は禁止されている
ヒトゲノム解読
ヒト遺伝子の全情報であるヒトゲノムの解読作業が2003年に終了した
遺伝子レベルでの病気診断も可能になっている
Ⅲ環境倫理
地球環境問題は国境を越えた地球規模の汚染問題
酸性雨=化石燃料燃焼によって発生するNOxやSOxが溶け込んだ雨
湖の魚類死滅、森林被害などが起こる
オゾン層によって吸収されていた有害な紫外線によって皮膚がんなどが増加
地球温暖化=CO₂など温室効果ガスによって地球の平均気温が上昇する
南極の氷が溶解して海面の水位が上昇し水没する地域が発生する
熱帯林破壊=過剰な焼き畑や商業用木材伐採により熱帯林が減少する
熱帯林が再生不可能になり、生物多様性の崩壊や酸素放出量の減少が起こる
国連主催の環境会議
「かけがえのない地球」
「持続可能な開発」
生物多様性条約=地球上の動植物種の遺伝子レベルでの多様性保全をすすめる
アジェンダ21=貧困撲滅が地球環境保護のために不可欠であることが確認された
近年の環境問題
都市型・生活型公害が増えている
自動車の排気ガスによる大気汚染やごみ問題など
催奇形性、発がん性を持つことが問題視
ダイオキシン類対策特別措置法が制定
内分泌かく乱物質(環境ホルモン)
生殖機能をかく乱し、子孫繁栄を妨げる
環境問題を訴えた著書
レイチェル=カーソン「沈黙の春」 1962年
農薬DDTは使用が規制されるようになった
循環型社会
循環型社会形成推進基本法=処理の優先順位が規定された
3R=リデュース・リユース・リサイクル
使ってほしい参考書と問題集
見てほしい記事
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