横山祐太の受験から定期テストまで高得点を取る方法や参考書を紹介するブログ

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摂関政治と荘園制度 センターと私大日本史B・古代で高得点を取る!

目次

摂関政治について

Ⅱ荘園制度について

 

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摂関政治について

11世紀前期:藤原道長の時代

自分の娘を天皇や皇太子のもとに嫁がせる

母方の祖父(外祖父)となって権力を握った

 

11世紀中期:藤原頼通(ふじわらのよりみち)の時代

50年近く摂政・関白の地位を独占し摂関政治の全盛期を作った

年中行事と呼ばれる儀式を行うだけの時代

 

摂関政治とは

天皇の幼少期は摂政、成人後は関白となって政治を補佐する

 

Ⅱ荘園制度について

10世紀前半から律令体制が崩壊

 このころから国司の役割が大きく変わる

元々:律令体制を遂行するための役人

10世紀」一定額の税の納入を請け負わせる+その国の統治を任せる

 

国司の役割が大きくなり、国司の役割を買う人が現れた

成功(じょうごう):私財を出して官職を得ること

重任(ちょうにん)私財を出して国司に再任されること

 

国司の特徴

目代(もくだい):自分の代理として国衙(国の役所)に派遣する人物

 目代を派遣することを遙任(ようにん)という

 

受領(ずりょう):多額の税を徴収しようとした国司のこと

 尾張国藤原元命(ふじわらのもとなが)のように国司を辞めさせられた受領もいる

 

国衙の実務は在庁官人という地方の役人が行っていた

 

課税について

(みょう):課税対象になる土地

 を耕作する人を田堵(たと)と呼ばれる

 田堵はのちに名主と呼ばれるようになり力を強める

 

不輸の権(ふゆのけん)租税の免除を受ける権利

 太政官民部省が不輸の権を認めた荘園=官省符荘

 国司が不輸の権を認めた荘園=国符荘

 

不入の権国司が派遣する検田使(けんでんし)の立ち入りを禁止する権利

 

荘園の寄進

税を逃がれるために権力者に荘園を寄進すること寄進地系荘園

荘園公領制全国の土地が荘園と公領の2つに分かれた仕組み

 

開発領主が有力貴族や寺社に土地を寄進して税を逃れる

 寄進された側は領家と呼ばれます

 寄進が完了すると開発領主は荘官(しょうかん)になります

領家の人がさらに上級の貴族や皇族に寄進すること場合がある

 寄進された上級の領主は本家と呼ばれる

 

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