第1次世界大戦後の日本 センターと私大日本史B・近代で高得点を取る!
目次
Ⅰ大戦後の世界の動き
Ⅰ大戦後の世界の動き
戦後恐慌=戦争が終わり日本は不況になる
Ⅱワシントン会議
軍備縮小を行うことによって世界平和を維持していくことを目的とした
世界平和の名の下に軍縮を推し進める体制をワシントン体制
四カ国条約
日英同盟協約を破棄した
日本が大陸進出を行いにくい状態になる
九カ国条約
石井・ランシング協定を破棄した
山東省で手に入れた領土を中国に返還する
主力艦の保有を制限
アメリカ・イギリスに比べて日本は5分の3しか保有ができない
Ⅲ第二次護憲運動
加藤勇三郎内閣
シベリア出兵から撤兵
山本権兵衛内閣
1923年:関東大震災が起こる
震災恐慌が発生 社会不安が起こる
虎の門事件
大正天皇の代理で国会に向かおうとしていた摂政の裕仁親王(後の昭和天皇)が東京の虎ノ門で社会主義者に狙撃される事件
山本内閣は責任を取って総辞職する
清浦圭吾(けいご)内閣
社会不安を乗り切るために超然主義(政党を無視)を取った
第二次護憲運動が起こる
憲政会の加藤高明 立憲政友会の高橋是清 立憲国民党が改称した革新倶楽部の犬養毅が護憲三派として中心になる
後の総選挙で護憲派が圧勝したため清浦内閣は総辞職する
Ⅳ大正デモクラシー
労働運動
大逆事件で鎮静化
1912年:友愛会が結成される
ロシア革命をきっかけに過激化
翌年に労働者の祭典であるメーデーを行う
社会主義運動
大逆事件によって影をひそめる
ロシア革命がきっかけで運動が再燃する
間もなく内部分裂
無政府主義者=政府組織の存在を否定する 大杉栄(さかえ)が中心
共産主義者=強力な指導組織が必要 山川均(ひとし)・堺利彦が中心
1922年に日本共産党が結成
農民運動
小作争議=小作人が小作料の減免などを求めた
日本農民組合(1922年)=小作人の地位向上を目的に結成 杉山元治郎・賀川豊彦
女性運動
雑誌「青鞜」を創刊
新婦人協会が平塚らいてう・市川房江を中心に結成
治安警察法が改正され女性の政治集会参加が許可された
デモクラシー思想
吉野作蔵が民本主義を提唱(1916年)
主権を天皇に置きながらデモクラシーを行う思想
黎明(れいめい)会(1918年)=吉野作蔵が中心になって結成
東大新人会=若手の学者によって作られた
西光万吉らが部落差別撤廃を目指して全国水平社を結成
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