センター社会で高得点が取りやすい科目を探そう!(日本史・世界史・地理)
今回はセンター試験を基準に高校社会科の4科目にランクを付けていきます。高校社会科4科目の性質を高得点獲得力・高得点安定性・高得点到達時間の3つに分けて説明したいと思います。
高得点の定義は80点代後半とし、ランクをA>B>Cとします。 ランクが高いほど受験生にとって有利になります。
公民科目のランクが見たい方はこちらを見て下さい
目次
Ⅰ日本史Bの点の取りやすさ
高得点獲得力A
高得点安定性B
高得点到達時間C
日本史は小中学校で勉強している点や、日本の歴史を時系列順に勉強する科目なので勉強はしやすいです。そういう点では時間さえあれば高得点は狙いやすい科目であるといえます。
センター試験も原始・古代、中世、近世、近現代、というように分野ごとに問題が出題される仕組みになっています。なので、センターの過去問を定期テストのように使うことができます。
ただし、各用語や出来事の詳細な知識を問われる点や、時折ある資料の読解問題などもあり安定して高得点を取るのは少し難しいかもしれません。
時間はかかりますが、安定して9割近い点が取れるのは魅力的です。中学生の時に歴史分野が好きで、時間があるのであれば、選択する価値はあります。
用語の数が膨大であるので暗記事項がとても多いです。そのため、1年で完成させるのは英語や数学がほとんど完成していないと難しいと思います。
Ⅱ世界史Bの点の取りやすさ
高得点獲得力B
高得点安定性A
高得点到達時間C
世界史は社会科で唯一中学校での学習をしていない科目です。そのため、基礎学力の獲得に膨大な時間を要します。多くの場合はその基礎を完成させる際につまずいて世界史を諦めてしまいます。
世界地図の知識も必要なため、用語の暗記が得意であっても地図を覚えるのが苦手だとつらい科目になります。
ただし、日本史ほど詳細な知識を要求されないですし、他科目のように資料考察問題はめったに出ません。そのため、知識を覚えていれば安定して得点できる点は魅力的です。覚えていれば9割は余裕、覚えていなければ2割しか取れない科目です。
時間がなければ、西欧史、中国史、近代以降のアメリカ史を覚えて7割を狙うこともできます。地理や「政治経済・倫理」が合わない場合はこの方法も考えてください。
覚えなくてはならない知識は膨大なので、1年で完成させるのは、英語や数学が完成していないと難しいと思います。
Ⅲ地理Bの点の取りやすさ
高得点獲得力B
高得点安定性C
高得点到達時間A
地理は社会科の中でも覚えなくてはならない用語の数が少ないです。そのため、社会の勉強に時間を割くことができない人が使うのに適しています。
地図を見ることに抵抗がない人にとっては圧倒的にコストパフォーマンスがいい科目です。他科目よりも効率よく暗記ができます。
ただし、資料の分析問題や考察問題が多く、知識があるだけでは問題が解けるようにはなりません。また、知識があるだけでは問題が解けるようにはならないため、高得点を安定してとることも難しいです。
そういう点では、地理と相性がいいかどうかで高得点の取りやすさが決まってくるとも言えます。地図を見るのが好き、知識を分類するのが好きって人は相性がいいです。
理系の方が使うと時間をかけずに8割が取れるおいしい科目です。文系の方でも時間がない場合は地理を選んで大丈夫です。
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