政党政治と選挙制度 センターと私大の政治経済・政治分野で高得点を取る!
目次
Ⅰ政党政治
Ⅱ選挙制度
Ⅰ政党政治
政党:同じ政策を持つ人々によって組織された団体のこと
与党:政権を獲得した政党
野党:それ以外の政党
1955年に日本社会党が再統一され、それに対抗して自由民主党が生まれる
2つの大きな政党がが出来上がって、この2政党を中心に日本の政党政治が展開する。
50年代は自民党は圧倒的多数の議席を占めていて自民党を1とすると他の政党の議席をすべて合わせても半分にも満たなかった
1と2分の1政党制と呼んでいる
60年代は様々な政党が誕生した時期
70年代は与野党の差が小さくなる時期
ロッキード事件に自民党の田中角栄氏がかかわっていたとされ、自民党が国民の支持を失った。
80年代は自民党の支持率が復活した時期
中曽根康弘(なかそねやすひろ)氏が自民党の再建を図る
竹下登(たけしたのぼる)氏が1989年に消費税を導入して国民の反発を招き、参議院選挙で過半数割れを起こす。
リクルート事件が発生、度重なる汚職事件で自民党は国民の信頼を失い1993年の衆議院議員選挙で自民とは野党へ転落する。
非自民連立政権⇒自民党政権⇒民主党政権⇒自民党政権(2017年3月現在)
Ⅱ選挙制度
大きく分けて選挙区選挙と比例代表選挙がある
大選挙区制:1つの選挙区から2名以上の候補者を当選させる制度
比例代表制:有権者が政党に投票し、得票率に応じて政党の選挙人名簿から候補者を選出する制度
死票の問題
死票:落選者に入る票のこと
有権者は小選挙区制用に投票用紙に候補者個人の名前を入れて投票し、比例代表制用の投票用紙に政党名を記入して投票する。
重複立候補制
拘束名簿式
比例代表制で各政党が事前に提出する選挙人名簿に順位がついており、候補者は上から順番に当選していく(だれが当選するのかを政党が決めている)
総定員数は242人 選挙区選挙で146人 比例代表制で96人
こちらも2回投票する
重複立候補制は認められてない
参議院の選挙区制では各都道府県を1つの選挙区として人口に応じて議席を配分する
人口の多い都道府県では多くの候補者が当選します。
比例代表制では政党が選出する選挙人名簿に順位がついていない(非拘束名簿方式)
有権者は投票用紙に政党の名前でも候補者の名前でも書いていい
優先順位は政党ではなく有権者が付ける
候補者が集めた表は政党の票にもなって同じ政党の他の候補者も当選させることができるので、参議院議員にはタレント議員が多い。
使ってほしい参考書と問題集
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