太平洋戦争開始前 センターと私大日本史B・近代で高得点を取る!
目次
Ⅰ平沼騏一郎内閣
Ⅱ阿部信行内閣・米内光正内閣
Ⅲ近衛文麿内閣
Ⅰ平沼騏一郎内閣
国家総動員法に基づいて賃金統制令や国民徴用令が出された
国民徴用令(1939年)=一般国民を軍需産業に動員できる勅令
日米通商航海条約の廃棄(1939年)
日本経済は大きな打撃を受けた
昭和初期の好景気の理由がアメリカとの貿易
重化学工業生産が善工業生産額の半分を占める
綿織物の輸出がイギリスを抜き世界第1位になった
独ソ不可侵条約の締結(1939年)
ドイツが日本に相談なしに締結した
平沼内閣が総辞職する
Ⅱ阿部信行内閣・米内光正内閣
第二次世界大戦がはじまる
きっかけはドイツのポーランド侵攻(1939年)
両内閣ともに第二次世界大戦に不介入の方針を取ったので軍部の反発を招く
短命政権に終わった
Ⅲ第2次近衛文麿内閣
汪兆銘(おうちょうめい)を使って東亜新秩序に賛同する中国政府を南京に作る(新国民政府)
新体制運動の展開
1940年:大政翼賛会(たいせいよくさんかい)を発足
全国にあったすべての政治団体や労働団体・青年会や婦人会に至るあらゆる団体が大政翼賛会の傘下に入る…政党や政治団体はすべて解散
日中戦争の状態
南京占領までは日本側が有利…その後泥沼化
援蒋(えんしょう)ルート=蒋介石(国民政府)を援助するルートの事
アメリカやイギリスが支援
日本は北部仏印進駐で対抗(フランス領インドシナ、今のベトナム)
日本に対してABCD包囲網が敷かれる
A:アメリカ B:イギリス C:中国 D:オランダ
日本はアメリカとの戦争を想定して日独伊三国同盟を締結(1940年)
戦争を避けるため、野村吉三郎(よしさぶろう)にアメリカとの交渉を行わせる
配給制の実施
生活必需品を切符制が採用されており、米の配給制も1940年に採用された
アメリカやイギリスの経済封鎖を受けて経済的に深刻な状況に陥った
思想の弾圧
矢内原忠雄(やないはらただお)の矢内原事件
大内兵衛らが弾圧される人民戦線事件
河合栄次郎の「ファシズム批判」の発行停止
津田左右吉の「神代史の研究」の発行禁止
使ってほしい参考書と問題集はこちらです
見てほしい記事
質問があればコメント欄かSNSにお願いします
勉強の相談も無料で受け付けているので気軽に連絡してくださいね