社会保障の仕組み 苦手でも中学社会科・公民分野で高得点が取れる!
東京書籍150p~153p
帝国書院156p~157p
目次
Ⅰ社会保障の仕組み
Ⅰ社会保障の仕組み
日本の社会保障制度について
すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活(憲法第25条・生存権)
を送れるように国が社会保障の仕組みを整備しています。
社会保障制度の4つの柱
毎月保険料を支払い高齢になった時や病気になった時に給付を受ける仕組みです
②社会福祉(ふくし):老人福祉、児童福祉、母子福祉など
障害のある人や高齢者など働くことが困難で社会的に弱い立場の人々に生活の保障や支援のサービスを行う仕組みです
③公的扶助(ふじょ):生活補助など
生活保護法に基づき収入が少なく生活に困っている人に生活費や教育費を支給する仕組みです
④公衆衛生(こうしゅうえいせい):感染症対策、上下水道整備、廃棄物処理など
国民の健康を増進し感染症の予防などを行う仕組みです
40歳以上の人が加入し、介護が必要になった時に介護サービスを受けられる仕組みです。
社会保障の問題点
平均寿命が長いため高齢でも安心して暮らせる福祉(ふくし)社会の実現が重要
財源不足のため福祉社会の実現が困難である
少子高齢化の進行で医療費や年金給付額が増加しているが、それを賄うための保険料や税収が減少している
全員加入の基礎年金
それに加えて、会社員や公務員は上乗せとして
会社員が加入する厚生年金
公務員が加入する共済年金
に加入し、基礎年金の支払い時にお金が上乗せされる
国民負担率
スウェーデンのように国民の税負担が大きい国では充実した社会保障が行われます。
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