江戸時代の文化史 センターと私大日本史Ｂ・近世で高得点を取る！
目次
Ⅰ江戸時代初期の文化
桃山文化と区別ができるように覚えることが大切
絵画
狩野(かの)派は幕府のお抱えになり以前の勢いがなくなる
装飾画を描く俵屋宗達(たわらやそうたつ)が世に出てくる 「風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ)」 絵で覚える
建築
権現造(ごんげんづくり)「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」 絵で覚える
権現=徳川家康
数寄屋造(すきやづくり)
茶室建築と書院造を融合させたもの
工芸
本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)「舟橋蒔絵硯箱(ふなはしまきえすずりばこ)」
陶磁器
有田焼の酒井田柿右衛門(さかいだかきえもん)
楽焼は京都の焼き物
お国焼きは各地の焼き物
Ⅱ元禄文化
17世紀末から18世紀前半にかけての上方(かみかた)(大坂・京都)を中心とした文化
商人が文化の担い手
近松門左衛門(ちかまつもんざえもん) 脚本家
竹本義太夫(たけもとぎだゆう) 音楽担当 義太夫節と呼ばれる
歌舞伎
桃山時代 出雲阿国の女歌舞伎
その後 元服前の男性が演じる若衆歌舞伎
どちらも風紀を乱すという理由で禁止
成人男性が演じる野郎歌舞伎が誕生する
上方での人気役者
坂田藤十郎(さかたとうじゅうろう)や芳沢(よしざわ)あやめ
江戸の人気役者
市川団十郎(いちかわだんじゅうろう)
絵画
尾形光琳(おがたこうりん)「紅白梅図屏風(こうはくばいずびょうぶ)」絵で覚える 「八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)」
浮世絵版画を創始した
文学
浮世草子(うきよそうし)
井原西鶴(いはらさいかく) 上方の町人を題材にした作品を残す
俳諧(はいかい)
松永貞徳(まつながていとく)の貞門派
西山宗因(にしやまそういん)の談林派
松尾芭蕉(まつおばしょう)「奥の細道」「笈の小文(おいのこぶみ)」
幽玄閑寂(ゆうげんかんじゃく)をもとにする蕉風(しょうふう)俳諧を確立し俳諧を芸術の域に高める
Ⅲ化政文化
18世紀末から19世紀前半にかけての江戸を中心とした文化
商人が担い手
竹田出雲(たけだいずも)「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)」
歌舞伎
鶴屋南北(つるやなんぼく)「東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)」
河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)「白波五人男(しらなみごにんおとこ)」
絵画
浮世絵 全盛期を迎える
鈴木晴信(はるのぶ) 多色刷りの版画である錦絵(にしきえ)の創始者
大首絵(おおくびえ)：顔のアップ絵
喜多川歌麿(きたがわうたまろ)と東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)
風景などを題材
葛飾北斎(かつしかほくさい)「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」絵で覚える
歌川広重(うたがわひろしげ)「東海道五十三次(とくかいどうごじゅうさんつぎ)」絵で覚える
写生画
丸山応挙(まるやまおうきょ)と呉春(ごしゅん)
文人画
西洋画
平賀源内(ひらがげんない)「西洋婦人図」
銅版画
司馬江漢(しばこうかん)
文学
山東京伝(さんとうきょうでん)を中心とした洒落本：寛政の改革で処罰
為永春水(ためながしゅんすい)を中心とした人情本：天保の改革で処罰
柳亭種彦(りゅうていたねひこ)を中心とした合巻(ごうかん)：天保の改革で処罰
十辺舎一句(じっぺんしゃいっく)「東海道中膝栗毛」
読本
「南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)」の曲亭馬琴(きょくていばきん)ら
化政期の小林一茶(こばやしいっさ)「おらが春」
随筆
鈴木牧之「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」
私が運営している通信教育のサイトです。低価格、短時間で高得点を取る勉強を実践しています。
質問があればコメント欄かＳＮＳにお願いします
勉強の相談も無料で受け付けているので気軽に連絡してくださいね
使ってほしい参考書と問題集はこちらです
見てほしい記事
