横山祐太の受験から定期テストまで高得点を取る方法や参考書を紹介するブログ

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寛政・天保の改革 センターと私大日本史B・近世で高得点を取る!

目次

寛政の改革

Ⅱ文化・文政時代

天保の改革

Ⅳ江戸時代の藩政改革

百姓一揆の形態

 

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寛政の改革

松平定信(まつだいらさだのぶ) 18世紀末

囲米(かこいまい)=飢餓対策

義倉(ぎそう)社倉(しゃそう)=米の備蓄のためにつくらせた

七分(しちぶ)積金=貧民救済のため

人足寄場(にんそくよせば)=浮浪人や無宿人を収容

棄捐令(きえんれい)=刺札に対して旗本・御家人に貸した金を放棄させた

 

旧里帰農令(きゅうりきのうれい)=農民の帰農を奨励

 飢饉が起こった結果多くの農民が農村を捨てて江戸へ流入したことがきっかけ

寛政異学(かんせいいがく)の禁=朱子学以外の講義を幕府の学問所で行うことを禁止

林子平(はやししへい)を処罰し「海国兵談(かいこくへいだん)」を販売禁止

山東京伝(さんとうきょうでん)を処罰し「仕懸文庫(しかけぶんこ)」を販売禁止

 

Ⅱ文化・文政時代

19世紀前半 11代将軍徳川家斉の時代

関東取締出役(しゅつやく)・寄場(よせば)組合=治安維持の組織

 

天保の飢餓(1832年)

農民だけでなく、都市の住民による反乱も発生

大塩平八郎(おおしおへいはちろう)=大坂町奉行の元与力

生田万(いくたよろず)=越後(新潟)の国学者

 

天保の改革

水野忠邦(みずのただくに)

華美な風俗の禁止、徹底した質素・倹約を実施

株仲間の解散=上昇した物価を引き下げるために実施 失敗する

人返しの法=農民を強制的に帰農させる

 旧里帰農令では強制がなかった

薪水給与令(しんすいきゅうよれい)=異国船打払令を緩和した政策

 異国船打払令(いこくせんうちはらいれい):日本近海に近づいてきた外国船を撃退する命令

上知令(じょうちれい)=江戸・大坂周辺の土地を幕府の直轄地にしようとした 失敗する

 

Ⅳ江戸時代の藩政改革

17世紀 儒学者を招いて行われた

会津(あいず)藩主保科正之(ほしなまさゆき) 山崎闇斎(やまさきあんさい)を招く

岡山藩池田光政(いけだみつまさ) 熊沢蕃山(くまざわばんざん)を招く

 花畠教場という藩校閑谷学校という郷校を設立

水戸藩徳川光圀(とくがわみつくに) 朱舜水(しゅすんすい)を招く

 江戸の彰考館(しょうこうかん)で「大日本史」を編纂

 

18世紀 特産品を専売制にして藩財政の再建をはかる

熊本藩細川重賢(ほそかわしげかた) 蝋(ろう)の専売

米沢(よねざわ)上杉治憲(うえすぎはるのり) 米沢織の専売

秋田藩佐竹義和(さたけよしまさ) 藩営を奨励

 

19世紀 幕末に活躍した藩の改革

藩政改革に成功した藩を雄藩といいます

薩摩(さつま)

調所広郷(ずしょひろさと)を登用し黒砂糖の専売を強化

長州(ちょうしゅう)

村田清風(むらたせいふう)を登用

下関を通る船を相手に商売をする越荷方(こしにかた)を作る

肥前(ひぜん)

藩主の鍋島直正(なべしまなおまさ)が均田制を行い本百姓体制の維持をはかる

水戸藩土佐藩なども藩政改革を行います。

 

百姓一揆の形態

江戸時代前期

代表越訴(おっそ)一揆

村の代表者が直訴を行う一揆

 直訴者は死罪になるため代表者は義民と呼ばれた

 

江戸時代中期

(そう)百姓一揆

農民全体が起こす一揆

 

江戸時代後期

村方騒動(むらかたそうどう)

貧農が小作料の減免を求めて豪農や村役人を襲撃

 

幕末期

世直し一揆

 政治的要求を掲げた

国訴(こくそ):一揆とは異なる

 在郷商人の指導により大坂の株仲間の流通独占に反発して起こされた訴訟

 

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