近代的自我と近代哲学の誕生 センター倫理・日本思想で高得点を取る!
目次
Ⅰ国家意識の高まりと大正デモクラシー
Ⅱ近代的自我
Ⅲ近代日本哲学の誕生
Ⅳ日本近代化への反省
Ⅰ国家意識の高まりと大正デモクラシー
国家に最高の価値を置く考え
日本の伝統文化を尊重する考え
国家主義や国粋主義は不平等条約の改正のために欧米追随外交を行ったことがきっかけとなっている
吉野作蔵
民本主義=国民主権を原則とする民主主義とは異なり、主権の所在は問わない国民本位の政治を行う立場
原始、女性は太陽だった
女性の自立と解放を訴えた
Ⅱ近代的自我
夏目漱石(なつめそうせき)
外発的開化=他国に促された文明開化
外発ではなく内発的開化の必要性を唱えた
自らの文学を「自己本位」とした(自己本位は個人主義のあるべきあり方)
他者に依存せずに主体的に生きること
真に主体的であれば他者の主体性も尊重できる
自己本位はエゴイズム(自己中心主義)を克服できるとした
個人主義をエゴイズムだする日本の在り方を外発的開化として批判した
則天去私(そくてんきょし)=天に従い私心を捨てるという東洋的境地
Ⅲ近代日本哲学の誕生
純粋経験=あらゆる前提を取り除いた原初的経験
主体が客体をとらえ、思考するという図式を取り払う。
主体と客体が未分化で、知情意が合一している原初的な経験が純粋経験で真の実在と考えた。
例:美しい絵を見るとき絵と視聴者が一体となっている状態を純粋経験と呼ぶ
絵の具の材質や色の組み合わせを考えだすと純粋経験ではなくなる
間柄的存在=人間は個性と社会の間で生きている
個人と社会の弁証法的統一=個人であると同時に社会的存在であること意識する
Ⅳ日本近代化への反省
柳田国男(やなぎだくにお)
日本民俗学の祖
常民=歴史の表舞台に出てこない一般の人々
基層文化=民俗学の対象となる文化で、伝承性の強い日常文化のこと。
民俗学=民間に伝わる習俗、昔話、生活用具などの手がかりに、民衆の生活を研究しようとする学問
世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
法華経の影響
使ってほしい参考書と問題集
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