鎌倉仏教 センター倫理・日本思想で高得点を取る!
目次
Ⅰ鎌倉仏教前編
Ⅰ-①法然(ほうねん)
Ⅰ-②親鸞(しんらん)
Ⅰ-③一遍(いっぺん)
Ⅰ-④栄西(えいさい)
Ⅰ-⑤道元(どうげん)
Ⅰ-⑥日蓮(にちれん)
Ⅰ鎌倉仏教
Ⅰ-①法然
浄土宗
世は末法で人々は修行をする力が弱まっている
自力修行を捨て念仏修行を選び取った
人々に専修念仏の教えを広めた
阿弥陀仏の力に頼ることから他力本願とも称される
南無阿弥陀仏と唱えること
Ⅰ-②親鸞
一切の自力修行を捨てる絶対他力を説いた
信心を持てば念仏は1回ないし心の中で唱えればいい
法然と異なり、念仏を唱えることも阿弥陀仏のはからいと考えてる
自然法爾(しぜんほうに)=地力を捨て去った境地
阿弥陀仏によって生かされている 念仏も唱えさせられている
悪人正機説:凡夫という自覚を持つ悪人こそ阿弥陀仏の救いを受けるにふさわしいと唱えた
Ⅰ-③一遍
時宗の開祖
捨聖(すてひじり)と呼ばれた
「信心がなくても 念仏を唱えてで極楽浄土へ生まれ変われる」
南無阿弥陀仏と書いた念仏札を配った
踊念仏=極楽浄土へ生まれ変わる喜びを表す
念仏を唱えるという形から入り、より誰でも救われる形を取った
Ⅰ-④栄西
臨済宗(りんざいしゅう)の祖
禅を導入した(臨済禅と呼ばれる)
禅・天台・密教の三宗兼学となっている
公案と呼ばれる禅問答を重視した
座禅も看話禅(かんなぜん)と呼ばれ公案を検討する禅だった
Ⅰ-⑤道元
曹洞宗(そうとうしゅう)の祖
心身脱落(しんしんげだつ)=自分の心身を初め、すべてへの執着が消え去った悟りの境地
只管打座(しかんたざ)=ひたすら座禅を行うことでブッダが悟りを開いた方法をまねる
公案を否定
黙照禅(もくしょうぜん)=一切の分別を捨て座る禅
修証一等(しゅうそういっとう)=座禅は悟りに至る手段ではなく、座禅を行う中にすでに悟りがある
Ⅰ-⑥日蓮「立正安国論」
日蓮宗の開祖
法華経が最高の経典であるという信念を持っていた
王仏冥合(おうふつみょうおう)=法華経を広めることでこの世を浄土にできるという考え
末法の世で厳しい修行を受け入れる人はいない
題目を唱えて万人に法華経を理解してもらう方法を取った
題目=南無妙法蓮華経という呪文
四箇格言(しかかくげん)=他宗派への攻撃
念仏無間=念仏を唱えると無間地獄に落ちる
禅天魔=禅宗は悪魔の教え
折伏(しゃくぶく)=相手との論争に勝って法華経の正しさを教える布教法
他宗派から迫害を受ける
使ってほしい参考書と問題集
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