科学革命と経験論・合理論 センター倫理・西洋思想で高得点を取る!
目次
Ⅰ科学革命
Ⅱ経験論
Ⅲ合理論
Ⅰ科学革命
中世:ローマ教会の教えに合わない学問は研究できない
例:ローマ教会は天動説を採用:地動説を唱えることが許されなかった
地動説の展開
コペルニクス 地動説を唱える
死の直前に地動説を発表「天体の回転について」
ガリレイ 宗教裁判で地動説を放棄させられた
「自然という書物は数学の言葉で書かれている」
Ⅱ経験論
経験論=経験によって真理を発見しようする立場
ベーコン「新機関(ノヴム・オルガヌム)」
(知は力なり)=自然に服従し、自然法則を経験的に学ぶことで、自然を服従させることができる
個々の具体的な実験・観察・経験を通じてから一般法則を得る方法
例:実験結果を繰り返すことで結果を法則化すること
イドラの排除
イドラ=偶像・偏見
種族のイドラ=人間は自分の感覚や考え方を物事の尺度としてしまうこと
洞窟のイドラ=個人の限られた生育環境、経験から生じる偏見
市場のイドラ=言語の使用に基づく偏見や混乱
劇場のイドラ=権威あるものをそのまま信じてしまうこと
ロック
白紙説:生まれたばかりの人間は白紙(タブラ・ラサ)であり、一切の知識は経験によってのみ獲得できる
バークリー
物事は心によって知覚する限りにおいて存在する=知覚による経験を重視
ヒューム
あらゆる物事の表れを人間が経験する感覚的印象に過ぎないとし、主観的で限られた経験から人間が学べるのはその事実だけである…多くの経験を積む必要がある
哲学的懐疑の必要性を述べた
Ⅲ合理論
合理論=心理を生得観念と理性に求める用とする立場
演繹法=公式や疑う余地のない法則から個別の真理を得る方法
※公式が間違っている場合は間違いを増やす可能性が高い
方法的懐疑=真理を追究するためにすべてを疑うこと 公式の間違いを確認する
われ思う、ゆえにわれあり(コギト・エルゴ・スム)
デカルトは精神を実体(のあるもの)ととらえた
スピノザ「エチカ」
実体は独立した無限の存在と定義
万物が神そのものであるという神即自然を唱えた
実体を多数の「モナド(単子)」と考えた
モナド=互いに独立して自己運動している
モナドは神の定めた予定調和の下にいるので肉体と精神は統一する
使ってほしい参考書と問題集
見てほしい記事
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