仏教、イスラーム センター倫理・源流思想で高得点を取る!
目次
Ⅱ仏教
Ⅰイスラーム
①イスラム教の始まり
開祖はムハンマド
コーラン(クルアーン)はアッラー(神)からムハンマドに伝えられた神の啓示
宗教法の根拠としてイスラーム共同体(ウンマ)で絶対の力を持つ
神の子や救世主(メシア)といった存在は認めない
ムハンマドは預言者である
預言者=神の声を聴くことができる人物
ムハンマドは最後にして最高の預言者
現在は多数派のスンニ派 少数派のシーア派に分かれて対立が続いている
②厳しい戒律
戒律の中心=六信五行
六信=神、預言者、天使、啓典(聖典)、天命(運命)、来世への信仰
五行
信仰告白=「アラーのほかに神はなくムハンマドは預言者なり」と唱え
礼拝=1日5回聖地メッカの方向に礼拝
巡礼=聖地メッカに巡礼する 偶像崇拝の禁止
断食=イスラム歴の9月は日の出から日没まで何も食べない
喜捨=貧しいものに施しを行う
死後、戒律を守れたか否かが試されること
Ⅱ仏教
①初期のインド仏教
我(アートマン):人間の肉体と精神の中にある不変のもの
梵(ブラフマン):世界の根源にある原理
ヴァルナ制度
輪廻(りんね)=死んでもまた生まれ変わる
次の世代に何に生まれ変わるのかは業(現世での行い)による
ゴータマ=ブッダ
ヴァルナ制度を批判して仏教を開いた
②ブッダの教え
一切皆苦(いっさいかいく)=この世は苦しみに満ちている
諸行無常(しょぎょうむじょう)=すべては変化し滅びゆく
諸法無我(しょほうむが)=すべてのものはそれ自体として存在しない
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)=煩悩を捨て、迷いのない平安の境地(ニルヴァーナ)に到達できる
煩悩とは強い欲望のこと
四苦=生・老・病・死のこと
八苦=四苦に以下の4つを加えたもの
愛別離苦=愛するものと別れなくてははならない苦しみ
求不得苦=望むものが手に入らないこと
怨憎会苦=嫌な相手に会う苦しみ
五陰盛苦=人間の身体や精神による苦しみ
中道=苦行と快楽ともに否定し適切な方法で修業をすること
四諦(したい)=4つの(諦)明らかなこと
苦諦=人生は苦に満ちている
集諦=苦しみの原因は煩悩である
滅諦=煩悩をなくせば涅槃の境地にたどり着ける
道諦=正しい修行は苦行ではなく中道である
八正道=どのような行いで中道を行うべきかについて示してある
③仏教の分裂と発展
ブッダのように自らが悟ることを目的として修業を行う
小乗仏教と呼ばれる由来は他者の救済を重視しないため
タイやミャンマーなど東南アジアに伝播したので南伝仏教と呼ばれる
自らの悟りよりも大衆の救済をめざす
使ってほしい参考書と問題集
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