古代ギリシャ思想・前編 センター倫理・源流思想で高得点を取る!
目次
Ⅰギリシャ神話
Ⅱ自然哲学
Ⅴプラトン
古代ギリシャについて
哲学(てつがく)が活発に行われた場所
哲学=自然や人間の本質的知識を求める活動
ポリスと呼ばれる共同体を作り生活をしていた
Ⅰギリシャ神話
ヘシオドス「神統記(しんとうき)」
ギリシャ神話の神は擬人化されている
人間と同じように感情を持った神々
Ⅱ自然哲学
考える時間が増えた
アルケー=多様なものすべての根源
最初の哲学者
「万物の根源は水である」
アルケーは炎であると考えた
「万物は流転する」
アルケーは数であると考えた
数の関係によって秩序(コスモス)が保たれているとしている
アルケーは原子(アトム)であると考えた
アトム=分解できないもの
Ⅲソフィストと相対主義
ソフィスト=知恵者
弁論術を中心に教える職業教師
絶対的な価値を認めない相対主義者
物ごとの価値基準が一人一人違うということ
ピュシス(自然)からモノス(人為)へと人々の関心が変化した
「人間は万物の尺度である」
人間中心主義的な考え方
懐疑(かいぎ)主義
「何ものも知りえない 知ったとしても伝えることができない」
Ⅳソクラテス
「善く生きること」を説いた
善く生きるために「魂(プシュケー)への配慮」が必要
魂を善くするためには善悪についての知識が必要
善悪を知れば徳(アレテー)が備わる=知徳(ちとく)一致
人間は善を知れば善を行う=知行(ちぎょう)合一
善く生きることが人間の幸福である=福徳一致
人間は自分が善や美の本質を知らないことを自覚するべきである
愛知(フィロソフィア)=本質的な知識を追求すること
問答法(もんどうほう)
ソクラテスとの対話の中で相手の自覚を促す方法
問答によって相手の無知を自覚させる=自分から答えは言わない
助産術=無知の自覚を促す問答法の総称
Ⅰプラトン
イデア=完全にして真の存在 永遠不変の真理であり存在や認識の根拠
現実世界の外にイデア世界というものがあり、人間の魂はそこに存在していた。
現在は現実世界において肉体に囚われている
学問
エロース=価値を求める恒常的愛のこと
洞窟の比喩
洞窟の中にいる人間はイデア世界にある美を直接見ることができない
太陽の光によって洞窟の壁に映し出されている美の影を見てイデア世界で見た美を思い出している
国家論
魂の三分割
魂と徳の関係を階級に分けて説明した
理性は知恵の徳のもととなり、統治者が発揮するべき徳
気概は勇気の徳のもととなり、軍人が発揮するべき徳
欲望は節制の徳のもととなり、農民が発揮するべき徳
これがうまく発揮され、調和するとポリス全体に正義の徳が実現する
知恵・勇気・節制・正義の4つの徳のこと
プラトンの著作
国家:理想の国家について書いた
アカデメイア=弟子の教育をしていた学園
アリストテレスもここに在籍していた
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