横山祐太の受験から定期テストまで高得点を取る方法や参考書を紹介するブログ

横山祐太と申します。 中高生やその親御さんに向けて勉強に役に立つ記事を書いています。 月額2000円で行えるインターネット学習塾を開いていますhttp://rebirthday.biz/勉強ができる環境があれば得点は必ず伸びる。だからこそ頑張っています。

テストの点が取れない中学校2年生に見てほしい簡単に高得点が取れる勉強法

目次

Ⅰ2年生が苦しむ科目

Ⅱ正しい勉強のやり方

Ⅲ英語の復習方法

Ⅳ数学の復習方法

Ⅴ勉強に才能はいらない

 

Ⅰ2年生が苦しむ科目

 中学校2年生が苦手な科目って多くの場合英語か数学になります。少なくともどちらも得意な方ってほとんどいないと思います。

 そのくらい英語と数学は難しいです。だからこそ、毎日勉強をして得意にしてほしいなって思っています。

 

 なぜ英語と数学が苦手になるのか?

 英語と数学は以前習ったことを覚えていることを前提に授業が進むからです。今まで習った内容を覚えていない場合は、授業の内容がわからなくなります。

 一度でもつまずいてはだめです。授業で今まで習った内容はすべて暗記する必要があります。

 英語の場合だと文法もそうですが、単語も覚えなければなりません。

 数学だったら公式やその公式を使って素早く計算する力が必要になります。

 なので、どこかで1度でも苦手になってしまうと普通は得意になることがありません。そのような理由で多くの人が苦手になってしまいます。

 英語と数学は科目の性質が違うので、両方の授業について行き続けるのは難しいです。英語は男性、数学は女性が苦手とすることが多いのでそういう点でも大変です。

 

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Ⅱ正しい勉強のやり方

 英語と数学の勉強は復習を中心に毎日行うことが重要です。この毎日というのが重要で、英数の場合は毎日復習ができないと授業についていくことさえ困難になります。

 他の3科目は以前習った内容がわからないと授業についていけない事はほとんどないです。国語だと国文法は暗記してほしいのですが、それ以外は後からでも間に合います。

 

 英数は授業についていけないと感じる場合、テストの点が悪い場合は苦手になったところから復習を行いましょう。2年生であれば1年の4月から復習を始めても大丈夫です。

 分量はそこまで多くないので土日を中心に復習を行えば3か月で間に合います。夏休み前から始めれば夏休み明けまでに対応できるので、積極的に復習をしましょう。

 復習が授業に追いつくまでは復習優先で大丈夫です。というよりも、授業で習った内容がわからないと思うので、以前習った内容の復習に全力を注ぎましょう。

 

Ⅲ英語の復習方法

 まずは1年の教科書の最後の方にある単語の意味をしっかり覚えてください。すぐにできなくてもいいですが、最終的ににはすべて覚えるようにしましょう。すべての単語が大事な単語になります。

 また、最後の方のページにある教科書で習う文法事項をまとめた例文集があります。ここをしっかり覚えてください。読めることと、文法事項を説明できること、日本文を見て英文を再現すること、この3つができるようになってください。

 これらのことと並行して、学校配布の教科書準拠問題集(ワークとかトレーニング)がもらえる学校であればそちらの復習もしましょう。

 それが終わったら2年の教科書を使います。2年の教科書は教科書と教科書準拠の問題集を同時並行で使って、授業に追いつけるように勉強をしてください。夏休みのような長期休暇の時期を使って授業に追いつけるように頑張りましょう。

 

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Ⅳ数学の復習方法

 1年の教科書の問題から順番に解いていきましょう。答えがない場合は答えがある問題だけを解いてください。ただし、教科書の各章の最後にある難しい問題は飛ばして大丈夫です。このレベルの問題は復習が授業に追いついてから順番に解いてください。

 学校配布の教科書準拠の問題集(ワークやトレーニング)があればそちらも並行して解くようにしましょう。問題集の方は答えが配られている事が多いので、解ける問題が多くなります。こちらも各章の最後にある難しい問題はいったん飛ばして大丈夫です。

 問題と解く際には、1分考えて答えがわからない時はすぐに答えを見るようにしましょう。1日後、1週間後、1か月後に解きなおして解けるようであれば大丈夫です。繰り返し解いて解ける問題を増やしてください。

 計算問題は紙に書いて計算するようにしましょう。計算力が高くなると答えを考える時間が増えますし、入試の最初の問題は計算力があれば解ける問題なので、得点があがりやすいです。

 とにかく授業に追いつけくために順番に問題を解いていきましょう。

 

Ⅴ勉強に才能はいらない

 受験勉強は努力によって簡単に突破できます。学力の差はほとんどの場合学習時間の差がそのまま点数に現れます。

 裏を返せば勉強時間を増やすことで点は上がるということです。勉強がわかれば授業が楽しくなり、勉強が楽しくなります。そのために復習が必要になるということです。

 国語、理科、社会は前年度の知識がなくても授業についていけます。時間があるときや部活を引退した後に勉強をしても、苦手な所だけを頑張れば入試まで間に合うことが多いです。

 一方、英語や数学は中学1年から高校3年までつながる科目です。1度でもつまづいてしまうとそこから先は授業の内容がわからなくなります。毎日復習をしないとだめな科目です。

 勉強のやり方をしっかり覚えて時間をかけて取り組めば必ず点は上がります。めげずに頑張って勉強してくださいね。

 

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読んでほしい記事

親に知ってほしい中学国語のテストの点が伸びない子向けの勉強法

目次

Ⅰはじめに

Ⅱお母さまが勘違いしている間違った勉強法

Ⅲ国語の勉強は授業だけでは間に合わない

Ⅳ1,2年生向けの勉強法

Ⅴ3年生向けの勉強法

 

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Ⅰはじめに

 今回の記事も中高生のご両親に向けて書いております。いつもは中高生向けに記事を書いておりますが、今年度は親が知るべき受験勉強の方法を多めに書いていきたいと思っております。

 記事を見ていただいている方のほとんどはお母さまであると思いますので、今回も便宜上お母さまという言葉を多めに使うこといたします。よろしくお願いいたします。

 

Ⅱお母さまが勘違いしている間違った国語の勉強方法

 国語の勉強内容は大きく分けて2つあります。現代文読解とその他の知識問題です

 知識問題は漢字や語い、古典の単語や敬語の知識などを指します。基本的に覚えていれば解ける問題ですし、入試でも簡単な出題が多いので得点源にしてほしい内容になります

 

 現代文読解は文章を読んで文章が読めているかどうかを問う問題に答える形式です勘違いが起こりやすいのはこちらの現代文読解の分野になります

 現代文読解は定期テストの成績がよくても実力テストや模試で高得点が取れるとは限らないということです。授業の復習だけでは現代文読解の対策は難しいのが理由になります。

 また、国語は毎日勉強しなくても大丈夫です。3年生でかつ苦手なお子様だったら毎日勉強をしてほしいのですが、定期テストの時期を除いては毎日勉強をしなくても大丈夫です。理由はⅣやⅤの学年ごとの勉強法の部分で詳しく説明いたします。

 

Ⅲ国語の勉強は授業だけでは間に合わない

学校のテストがあてにならないとは・・・

 現代文の入試問題は初見の文章が出題されます。これは、初見の文章を客観的に読む技術があるかどうかを見るのと同時に、どの教科書にも載っていない文章を使用することで入試の客観性を保つ理由があります

 模試や実力テストも入試の出題方針に従って教科書に書いてない文章から出題されます。

 

 つまり、定期テストで点が取れていても、入試の傾向に沿ったテストで点が取れないということが発生します

 これは初見の文章を読む力が身についていないことによって発生します。

 定期テストは授業で扱っている文章から問題が出題されるので、授業の復習がしっかりとできていれば高得点が取れます。

 模試や実力テストはテスト開始まで文章がわからないので、その場で文章を読み解く必要があるということです。

 

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Ⅳ1,2年生向けの勉強法

 英語と数学は毎日30分ずつ勉強してもらってください。主要5教科の勉強は英数を最優先で頑張る必要があります授業に遅れてしまうと取り返しがつかないからです

 まずは、英数が授業に追いつくように復習をしてもらってください。国語はそのあとでも大丈夫です。

 

 英数が授業に追いついたら、現代文読解の対策を練っていただきたいと思います。対策方法は現代文読解用の参考書を使って問題を解くことです(本ページの最後におすすめの参考書を載せております)。

 現代文読解用の問題集は学校配布の教科書準拠の問題集と異なり、教科書に採用されていない文章が採用されています(入試問題の過去問など)。そのため、初見の文章を読み解く訓練として高い効果が期待できます。

 

 問題演習後も文章の読み方を丁寧に解説している問題集が多いので、初見の文章の読み方を勉強することができます。

 現代文読解は知識問題ではないので、得点源にできればそれ以降の復習はほとんどいりません。模試や実力テストでメンテナンスをしながら実力が落ちてきたと感じたタイミングで、また問題演習を行ってもらえれば大丈夫です。

 2年の終わりには過去問演習を行えるくらい授業が進行していることが多いので、過去問演習で弱点がわかるとより勉強がやりやすくなります。

 

Ⅴ3年生向けの勉強法

 1,2年生向けの勉強とほとんど変わらないので、先にそちらを見ていただけると助かります。これ以降は、1,2年生との違いについて書きます。

 

 知識問題の分野で得点できていない場合はそちらの勉強を集中してやってもらえるようにアドバイスをしていただきたいです。知識問題は覚えれば確実に得点できます。

 国語は読解問題で安定して得点できない事も多いので、確実に得点できる知識問題で得点が取れるように頑張ってもらってください。

 

 知識問題で点が安定するようになったら、現代文読解の練習に入ってもらいましょう。2年生までに現代文読解で点が取れているのであれば、他の4科目の勉強をしながら過去問演習に入っても大丈夫です。

 

 少し勉強すれば簡単に得点が取れる理科・社会、時間がかかるので優先的に勉強しないとならない英語と数学、どれもしっかり時間をかけて志望校に合格してもらいましょう!

 

 とにかく国語は時間をかけずに勉強を終わらせるべきです。余った時間を使って他の4科目(特に英数)の勉強に力を注いでもらってください

 

 見ていただいてありがとうございました。

 

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国語を得意にするための参考書

 

 現代文読解の対策をしっかり行いたい方は上、知識問題の復習や苦手意識が強い方は下をチェックしていただけるとより成績が上がりやすくなります。

 現代文読解はいつ行っても大丈夫なので、お子様が苦手意識を持っていなければ1年生のうちに始めてもらっても大丈夫です。

 

見てほしい記事

親が知っておくべき中学理科のテストの点が伸びない子向けの勉強法

目次

Ⅰはじめに

Ⅱお母さまが勘違いしている間違った勉強法

Ⅲ理科の勉強はお金も時間もかからないです

Ⅳ1,2年生向けの勉強法

Ⅴ3年生向けの勉強法

 

Ⅰはじめに

 今回の記事も中高生のご両親に向けて書いております。いつもは中高生向けに記事を書いておりますが、今年度は親が知るべき受験勉強の方法を多めに書いていきたいと思っております。

 記事を見ていただいている方のほとんどはお母さまであると思いますので、今回も便宜上お母さまという言葉を多めに使うこといたします。よろしくお願いいたします。

 

理科は4つの分野に分かれています。

物理分野

1年「音・光・力」

2年「電流と磁界」

3年「力とエネルギー」

 

化学分野

1年「身の回りの物質」

2年「化学変化と原子・分子」

3年「化学変化とイオン」

 

生物分野

1年「植物の仕組み」

2年「動物の仕組み」

3年「生命の連続性」

 

地学分野

1年「大地の変化」

2年「天気とその変化」

3年「地球と宇宙」

 

 3年の最後には特殊な分野がありますが、そこは今までの総まとめとなります。4分野が終わってから勉強をしてもらっても大丈夫です。

 

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Ⅱお母さまが勘違いしている間違った理科の勉強方法

 理科の勉強は毎日やらないとだめだと思っていませんか?
実はそんなことないんです。理科はテスト期間を除いて月に1回、苦手意識がなければ2か月に1回の復習でも大丈夫です。むしろ勉強しすぎると成績が落ちる可能性さえあります。

 

成績が落ちてしまうとは・・・

 理科は得意になると勉強することが好きになりやすい科目です。そうして、理科に勉強時間を費やしてしまうと英語や数学の勉強に時間をかけることができなくなります。

 英語や数学は一度授業についていけなくなるとそれ以降の授業についていけなくなります。英語や数学は以前習ったことを知っていることを前提に授業が行われるからです。

 

例えば・・・

 英語の過去形の知識がないと過去完了形の授業についていけません。1次方程式の知識がないと2次方程式の授業についていけません。授業時間が無駄になってしまうということです。

 このように毎回行われる授業の内容を確実に覚えて、問題が解けるレベルまで復習をしなくてはなりません。そのため、可能な限り毎日勉強する必要があります。

 

 一方、理科は以前習った内容の知識がほとんどなくてもほとんど問題なく授業についていけます力とエネルギーの単元が苦手でも電気の単元でついていけないことはないですし、化学分野が苦手でも生物分野が得意なお子様はたくさんいらっしゃいます(地学分野の宇宙の単元がだけな子っていらっしゃいますよね(笑))

 

 理科は毎日勉強できなくてもリカバリーが効きます。定期テスト前は頑張ってほしいのですが、それ以外は英数に時間を割いてもらいましょう!

 

Ⅲ理科の勉強は簡単かつお金がかからない

理科の勉強の特徴(勉強が簡単な理由)は

 

①理科はあとでまとめて復習ができる

②苦手な部分を残してもあとで復習ができる

③知識を覚えればそれだけで得点できる部分が多い

④知識のいらない考察問題は訓練で簡単に得点源にできる

 

 なので、理科は定期テストと3年になってからの勉強でも大丈夫です。英語や数学の勉強を優先してもらってください。

 定期テストの時に勉強を頑張ることで、3年次の復習が圧倒的に楽になります。勉強の時間が短縮できるからです。

 

 ただし、物理分野だけは数学のように計算問題がほとんどになります。他の3分野や3年の最後に学習する総まとめ的分野とは傾向が違うので、物理分野だけは授業後に復習をしてほしいと思います(③と④の例外になります)。

 物理分野は苦手なお子様が多い(特に女子)ので、しっかりと身に着けていただきたいと思います。
 物理分野の計算は分野固有の公式を当てはめての計算がほとんどです。他の分野のように算数や数学の公式を当てはめて計算するわけではないので、物理分野の授業期間だけは英数を少し削ってでも授業後に復習時間を設けてもらってください。

 

 次からは学年ごとのに具体的な勉強のやり方を書きたいと思います。お子様の学年に合わせて見ていただけると嬉しいです。

 

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Ⅳ1,2年生向けの勉強法

 英語と数学は毎日30分ずつ勉強してもらってください。先ほども説明したのですが、理科はよほど苦手でない限り2か月に1回ほどの復習で大丈夫です(定期テストの期間は除きます)。

 

 理科の勉強をやりすぎていると感じる場合は英数に時間を割いてもらえるように説得していただきたいです。英数は1年の4月から復習すれば確実に点が伸びます。

 

 1,2年生期の準備としてはノートを4つの分野ごとに分けて授業を受けることがおすすめです! 入試問題は分野ごとの出題される事が多いのが理由になります。

 公立高校の場合は学年ごとに4分野を1つずつ勉強することになります。なのでノートは4冊買ってほしいと思います。ノートが分かれていると実力テストや模試に向けての復習が楽になります。

 

 復習は細かくやるよりも、分野ごとにまとめて復習をする方が分類しながら復習ができます。実力テストや模試のように範囲の広いテストの場合は、特に力を発揮するのでお子様におすすめしてください。

 

Ⅴ3年生向けの勉強法

 1,2年生向けの勉強とほとんど変わらないので、先にそちらを見ていただけると助かります。これ以降は、1,2年生との違いについて書きます。

 

 6月くらいから週1時間ほどを理科の勉強に当ててほしいと思います。運動部の中学生であれば、多くの場合部活を引退するタイミングなので、ここから本格的に受験勉強を始めてもらいましょう。

 理科は、6月に1分野目、10月に2分野目が終了します。どの分野が終わるのかは教科書によって違うのですが、終わる時期は大体一緒です。

 6月から始めると夏休み前までに1つ目の分野の復習が終わります。夏休みを使って終了していない3分野の2年生までの復習を終わらせてしまうと合格確率が大きく上がります。

 

 理科が得意なお子様の場合は夏休み前までに1分野目の復習と2年までの理科の復習が終わる場合もありますので、夏休みは理科の本格的な問題演習と他の4分野の復習に時間を割くことができます。総合点が上がるため志望校への合格がぐっと近づきます。

 苦手なようであれば夏休みを使ってしっかり復習をしてもらいましょう。理科は正しく勉強すれば短期間で高得点が取れますので、ノートや教科書を復習してもらってください。

 

 夏休み以降ですが、得意なお子様は週1時間を目標に問題演習を行ってもらいましょう。得意であればその程度の問題演習や復習でも問題ありません。苦手なお子様は週2時間を目標に勉強してもらって得点源にしてください。得意になったら週1時間で大丈夫です。

 

 とにかく理科は時間をかけずに勉強を終わらせるべきです。余った時間を使って他の4科目(特に英数)の勉強に力を注いでもらいましょう

 

 万が一英語や数学の勉強がうまくいっている場合は、2年の春休み前後から3年生の教科書で一番最初に授業を行う分野の復習を始めてもらってください。うまくいけば夏休みまでに理科の復習が追い付いて、やることがなくなるくらいまでに到達します。

 どの分野から授業が行われるのかは教科書会社のサイトで確認ができます。

 その場合は、高校1年生の英数のどちらかを勉強してもらっても大丈夫です。コメントで質問していただければやり方はお教えいたします。

 

 見ていただいてありがとうございました。

 

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理科を得意にするための参考書

 理科が苦手で教科書よりも簡単な参考書で勉強したいお子様から、本格的な問題演習がしたいお子様までレベルごとに参考書を紹介しています。こちらもチェックしていただけるとより成績が上がりやすくなります。

 

見てほしい記事

親が知っておくべき中学社会のテストの点が伸びない子向けの勉強方法

目次

Ⅰはじめに

Ⅱお母さまが勘違いしている間違った勉強法

Ⅲ社会の勉強は簡単かつお金がかからない

Ⅳ1,2年生向けの勉強方法

Ⅴ3年生向けの勉強方法

 

Ⅰはじめに

 今回の記事は中高生のご両親を対象にした記事になります。いつもは中高生へ向けて受験勉強の記事を書いているのですが、たまには親が知るべき受験勉強の仕組みと称して記事を書くのもいいのかなって思って書きました。

 記事を見ていただける方のほとんどがお母さまであると思いますので、便宜上これ以降お母さまという言葉を多用することになると思いますがよろしくお願いします。

 

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Ⅱお母さまが勘違いしている間違った社会の勉強法

 社会の勉強は毎日やらないとだめだと思っていませんか?
実はそんなことはないんです。社会はテスト期間を除いて1か月に1回、苦手意識がなければ2か月に1回の復習で大丈夫です。むしろ勉強しすぎると成績が落ちる可能性さえあります。

 

成績が落ちてしまうとは・・・

 社会は好きになると勉強がとても楽しくなります。そうして社会に時間を費やしてしまうと英語や数学の勉強に時間をかけることができなるなります。

 英語や数学は社会と違っていったん授業についていけなくなるとそれ以降の授業についていけなくなります。英語や数学は、以前習ったことを覚えていることを前提に授業が行われるからです。

 

 例えば・・・

 英語の現在形の知識がないと過去形や進行形の授業の意味が分からなくなります。数学の1次関数の知識がなければ、2次関数の授業の意味が分からなくなります。授業時間が無駄になってしまうということです。

 このように毎回行われる授業の内容を確実に覚えて、問題が解けるレベルまで復習をしなくてはなりません。そのため、可能な限り毎日勉強をする必要があります

 

 一方、社会は以前習った内容の知識がなくてもほとんど問題なく授業についていけます鎌倉時代の知識がなくても明治時代の授業は理解できますし、歴史が苦手でも地理が得意なお子様はたくさんいらっしゃいます。(歴史分野の戦国時代だけが好きな子っていますよね(笑))

 

 社会は毎日勉強しなくてもリカバリーが効きます。定期テスト前は頑張って勉強してほしいのですが、それ以外は英数に勉強時間を割いてもらいましょう!

 

Ⅲ社会の勉強は簡単かつお金がかからない

社会の勉強の特徴(勉強が簡単な理由)は

 

①社会はあとでまとめて復習ができる

②苦手な部分を残しても授業についていける

③知識を覚えただけで点が伸ばせる

④知識のいらない考察問題は訓練で簡単に得点源にできる

 

 なので、社会は定期テストの勉強と3年になってからの勉強でも大丈夫です。英語や数学の勉強を優先してもらいましょう。

 定期テストの時に勉強を頑張ることで、3年次の復習が圧倒的に楽になります。勉強時間の短縮が期待できるからです。

 

 次からは学年ごとに具体的な勉強のやり方を書きたいと思います。お子様の学年に合わせて見ていただけると幸いです。

 

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Ⅳ1,2年生向けの勉強法

 英語と数学は毎日30分づつ勉強してもらってください。先ほども説明したのですが、社会はよほど苦手でない限り2か月に1回ほどの復習で大丈夫です(定期テスト期間は除きます)。

 社会の勉強をしすぎて他の科目がおろそかになっている場合は他の科目の勉強を促してみてください。

 

例えば・・・

 「社会は高得点が取れていて立派だから、次は英語や数学の勉強をしてほしい」

 「英語や数学は毎日勉強しないとだめだからそちらに時間をかけると総合点が上がってもっとやる気が出るよ」

 「英語や数学も中学1年の最初から復習をすれば必ずできるようになるから苦手だったらそこから復習をしよう!」

という形で説得してほしいと思います。言葉の使い方はお子様に合わせて言い換えていただけると効果が上がると思います。

 

 1,2年生からの準備としてはノートを地理分野と歴史分野で分けていただけると効果が高いです。2つの分野は教科書が分かれているのでわかりやすいと思います。

 歴史分野と地理分野は公立中学のほとんどで並行して授業を行います。2~3か月ごとに分野が入れ替わる形です。なので、ノートを分けると復習が楽になります。

 入試のほとんどは分野ごとに問題が作られます。ノートもそれに合わせて分けておくことで紛らわしい選択問題にも対応できるというわけです。

 

 復習は細かくやるよりも時代や分野ごとに一気に復習する方が分類しながら復習ができます。そうすると、模試や実力テストなどの出題範囲が広いテストで高得点が取りやすくなります。

 

Ⅴ3年生向けの勉強法

 1.2年生向けの勉強とほとんど変わらないので、最初にそちらを見ていただきたいと思います。これ以降は1,2年生との違いについて書きます。

 6月くらいから週1時間ほど社会の勉強に当ててほしいと思います。運動部の中学生であれば多くの場合部活を引退するタイミングなので、ここから本格的に受験勉強を始めてもらいましょう。

 社会は地理分野が2年の冬休みと春休みの間、歴史分野が3年の6月、公民が3年の2月に終了します。

 6月から始めると歴史分野が終わる直前から復習が開始できるので、復習が授業に追いつくころには地理と歴史の2分野(+公民分野の初期)が終わっていることになります。

 社会が得意なお子様であれば夏休み前までに地理と歴史2分野が終わる場合もあるので、夏休みは社会の本格的な問題演習と他の4科目の勉強に時間を費やすことができます。総合点が上がるため志望校合格に大きく近づきます。

 苦手であれば夏休みを使ってしっかり復習をしてもらってください。社会は覚えるだけでも得意になっていく科目なので、ノートや教科書を復習してもらいましょう。

 

 夏休み以降ですが、得意なお子様は週1時間を目標に問題演習をするとよいです。得意なお子様であればそのくらいの問題演習や復習でも大丈夫です。苦手な方は週2時間を目標にして得点源にできるように頑張ってもらいましょう。得意になったら週1時間でも大丈夫です。

 

 とにかく社会は時間をかけないで勉強を終わらせるべきです。余った時間を使って他の4科目(特に英数)の勉強に力を注いでもらいたいと考えています。

 

 万が一英語や数学の勉強がうまくいっている場合は、2年の春休み前後から地理の復習を始めてもらってください。うまくいけば夏休みまでに社会の復習が追い付いて、やることがなくなるくらいまでに到達します。

 その場合は、高校1年生の英数のどちらかを勉強してもらっても大丈夫です。コメントで質問していただければやり方はお教えいたします。

 

 見ていただいてありがとうございました。

 

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社会を得意にするための参考書

 社会が苦手で教科書よりも簡単な参考書で勉強をしたいお子様から、本格的に問題演習がしたいお子様までレベルごとに参考書を紹介しています。こちらもチェックしていただけると、より成績が上がりやすくなります。

 

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1年2年生と3年生に向けた中学理科で高得点が取れる勉強法 学年別に書いています

目次

Ⅰ全学年共通の勉強方法

Ⅱ1,2年生の勉強方法

Ⅲ3年生の勉強方法

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Ⅰ全学年共通の勉強方法

 理科は英語や数学の勉強を優先し、空き時間や定期テストの期間を使って勉強をするということです。

 理科は勉強のやり方次第では最後の半年でも高得点が取れる科目です。問題演習に時間がかかる英語や数学に勉強時間を割いて下さい。

 

理科の勉強法は

 教科書を読む⇔問題集や学校でもらったテスト、プリントを解く⇒過去問を解く

これで大丈夫です。

 過去問を解いたら、問題集などに戻ってしっかり復習をしてください。解いた問題をしつこく復習することで入試問題が解けるようになります。

 

 注意点があるとすれば、問題集が8割解けるようになったらすぐに過去問を解くことです。

 また、問題集は難しめの本を使う必要はありません。使うとしても2冊目以降にしてください。過去問よりも難しい問題集も不要です。

 

 理科は物理分野、化学分野、生物分野、地学分野の4つに分けることができます。3年の最後に特殊な分野が2つありますが、それ以外はこの4つのどれかに分類することができます。

 

おすすめの問題集はこちらになります


Ⅱ1、2年生の勉強方法

 定期テスト直前以外に理科の勉強はしなくても大丈夫です。今の段階では、英語や数学、漢字の勉強を習慣化して3年次以降につながるような勉強癖をつけてみてください。

 勉強をする癖がついていれば部活が終わった後に長期間集中して勉強ができます。これならば受験の時期までに逆転ができますね!

 

 ただし、定期テストの際は全力で勉強してください。この段階でしっかり覚えておくと3年になって復習をするときに簡単に覚えることができます。

 1度覚えたことは忘れても思い出しやすいので復習が楽になりますよ!

 

 勉強時間に余裕がある2年生は冬休みが明けたら3年で最初に習う2分野復習をしましょう。3年の夏休みになったらすぐにその2分野の過去問演習を始めて下さい。

 先生に3年生で習う2分野を教えてもらうか、教科書を教えてもらってネットで調べましょう。

 

 理科の過去問を習った2分野だけでいいので演習すれば弱点が明確になります。時間内に解けるかどうかのチェックは実力テストや模試で行いましょう!

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Ⅲ3年生の勉強方法

 英数の合間を見つけて3年の教科書で習った順番に復習してください。1つ目の分野は3年の6月に終わるので、3年の6月から入試対策が本格的に行えます。

 

 1つ目の分野の復習を終わらせたら過去問の該当分野を扱っている部分だけを解いて下さい。

 解けなくてもいいので、何が苦手なのかをしっかり見極めてその後の復習に生かせるようにしましょう。

 2つ目の分野は3年の9月に終わるので、終わり次第1つ目の分野と同じような形で復習をしてください。あくまでも他の科目の合間に行うことは忘れないようにしましょう。

 

 時間内に解けるかどうかのチェックは実力テストや模試で行いましょう! 過去問は全部解ききってしまって大丈夫です。

 夏休み中に2分野で復習と過去問演習が終われば、残りは2分野と最後の2分野の対策を行えばよくなります。時間に余裕ができますね。

 

 夏休み以降は問題集を使っての演習やワークの復習などをたまに行って知識の肉付けを行いましょう。

 理科は難しくないので、なるべく早い時期に模試で高得点を連発できるように頑張ってください!

 

 

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国公立二次試験でも私立でも使える世界史の受験用論述問題集

目次

Ⅰ論述の入門書

Ⅱ過去問演習の方法

Ⅲ過去問が少ない場合に使かってほしい問題集

おまけ:使う教科書について

 

 こちらで紹介する参考書を理解するためには、センター世界史Bで8割近くとれることが前提になります。まずはセンター試験で8割が取れるように勉強を頑張りましょう。


Ⅰ論述の入門書

世界史論述練習帳new

世界史論述練習帳new

 

 世界史論述であればこちらの問題集がおすすめです。論述問題を8つのパターンに分けて詳しく解説しています。

 論述向きの知識が手に入ることはもちろんですが、論述問題へのアプローチの仕方、論述問題を解くために必要な技術など知識以外の部分にも触れているので、1冊身に着けるだけでかなりの実力が付きます。

 問題を解いたら教科書の該当部分をチェックしてそこに書いてある記述を覚えましょう。教科書の記述は簡潔な記述でまとめられているので論述問題(特に字数制限が厳しい大学の場合は)を解く際にそのまま使えるフレーズになることが多いです。

 問題自体も良問で典型的な問題が多いので、問題文と解説、解答はそのまま覚えておくと、入試で聞かれた際に有利になります。1冊をしっかり吸収しましょう。

 巻末の60字論述州や難関大学の過去問資料集なども役に立つので、チェックしましょう。過去問の使い方も詳しく書いています。

 

Ⅱ過去問演習の方法

東大と一橋大の場合は世界史専門の過去問集があるので、そちらを使いましょう。

東大の世界史25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ)

東大の世界史25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ)

 
一橋大の世界史15カ年 (難関校過去問シリーズ)

一橋大の世界史15カ年 (難関校過去問シリーズ)

 

 その他の難関大学の場合は7年前後の過去問があるので、そちらをチェックしてください。

 過去問の使い方ですが、最初の数年は教科書をカンニングしながら問題を解きましょう。どのような知識が要求されているのかを確認しながら教科書に書き込みを入れてください。書き込んだところがその大学が好んで出題する分野や内容になります。

 それ以降は過去問を解いてから解答と解説を読み、知識と技術の運用をする練習を行います。その時期でも教科書の書き込みは忘れないようにしましょう。

 

 社会の場合は10年前の過去問が形を変えて出題されることが多いです。大学によっては意図的に過去問と被らないように出題する大学もあるのですが、そのような意図がある大学でなければ良問は再利用されることがあり得ます。その点でも、教科書の書き込みは大きな意味を持ちますよ。

 

 世界史教室というサイトで東大と一橋の古い過去問が見れます。答えが詳細に書いてあるわけでありませんが、どのように問題へアプローチすればよいのかが書かれています。単純な記述問題は答えが書いてあるので、チェックしましょう。

 東大、京大、一橋大、筑波大、阪大、東京外大の学習対策も書いてあるので、該当する大学を受ける方はそこだけでもチェックしてほしいです。

 

Ⅲ過去問が少ない場合に使ってほしい問題集

段階式 世界史論述のトレーニング

段階式 世界史論述のトレーニング

 

 採点基準が明確で、問題ごとに何を書けば点になるのかを理解するのに最適な問題集です。論述の基本ができていれば知識の習得書として効果を発揮します。

 過去問が2年分しかない大学用の問題演習として使えますので、過去問と同じくらいの文字数の問題を選択して適宜解いてください。

 1章が50字から90字、2章が100字から150字、3章が180字から250字、4章が300字以上になっています。過去問と同じくくらいの字数の問題やその前後の章くらいは解いておくと勉強になります。

 ただし、4章は分量が多すぎるので、実際に出題されない場合は手を出さなくても大丈夫です。

 

おまけ:使う教科書について

 基本的には学校で使っている教科書で大丈夫です。学校で授業を取っていない場合は下に紹介している詳説日本史を買いましょう。教科書ですが、参考書コーナーで買えることが多いです。

 難関大学を志望する学生で2冊目の教科書がほしい場合、学校で詳説世界史を使っていない場合は買ってみましょう。簡単に買える上に汎用性が高い教科書なので、買って損はないです。

 詳説世界史を持っている人が2冊目に選ぶのは世界史B(三省堂)がおすすめです。詳説世界史とは違った視点で書かれている部分も多いので、参考になる部分が多いです。

 2冊目を使う場合も書き込みはしっかり加えましょう。学習中盤から2冊目を使う場合は復習として過去問や問題集を解きなおして2冊目の教科書に書き込みを入れましょう。

 

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国公立二次試験でも私大入試でも使える日本史の受験用論述問題集

目次

Ⅰ論述の入門書

Ⅱ過去問演習の方法

Ⅲ過去問が少ない場合に使かってほしい問題集

おまけ:使う教科書について

 

 こちらで紹介する参考書を理解するためには、センター日本史Bで8割近くとれることが前提になります。まずはセンター試験で8割が取れるように勉強を頑張りましょう。

 

Ⅰ論述の入門書

“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ (河合塾SERIES)

“考える”日本史論述―「覚える」から「理解する」へ (河合塾SERIES)

 

 日本史論述であればこちらの問題集がおすすめです。教科書レベルの知識を使って合格答案を作ることを目標にしている問題集です。

 論述向きの知識が手に入ることはもちろんですが、論述問題へのアプローチの仕方、論述問題を解くために必要な技術など知識以外の部分にも触れているので、1冊身に着けるだけでかなりの実力が付きます。

 問題を解いたら教科書の該当部分をチェックしてそこに書いてある記述を覚えましょう。教科書の記述は簡潔な記述でまとめられているので論述問題(特に字数制限が厳しい大学の場合は)を解く際にそのまま使えるフレーズになることが多いです。

 問題自体も良問で典型的な問題が多いので、問題文と解説、解答はそのまま覚えておくと、入試で聞かれた際に有利になります。1冊をしっかり吸収しましょう。

 

Ⅱ過去問演習の方法

東大と一橋大の場合は日本史専門の過去問集があるので、そちらを使いましょう。

東大の日本史25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ)

東大の日本史25カ年[第5版] (難関校過去問シリーズ)

 

 

一橋大の日本史15カ年 (難関校過去問シリーズ)

一橋大の日本史15カ年 (難関校過去問シリーズ)

 

 その他の難関大学の場合は7年前後の過去問があるので、そちらをチェックしてください。

 過去問の使い方ですが、最初の数年は教科書をカンニングしながら問題を解きましょう。どのような知識が要求されているのかを確認しながら教科書に書き込みを入れてください。書き込んだところがその大学が好んで出題する分野や内容になります。

 それ以降は過去問を解いてから解答と解説を読み、知識と技術の運用をする練習を行います。その時期でも教科書の書き込みは忘れないようにしましょう。

 

 社会の場合は10年前の過去問が形を変えて出題されることが多いです。大学によっては意図的に過去問と被らないように出題する大学もあるのですが、そのような意図がある大学でなければ良問は再利用されることがあり得ます。その点でも、教科書の書き込みは大きな意味を持ちますよ。

 つかはらの日本史工房というサイトには東大、京大、一橋大、阪大、筑波大の過去問が赤本よりも古い年代までおいてあるので、こちらもチェックしてください。過去問を見ながら教科書に書き込みを加えるのが最も早い論述対策になります。

 

Ⅲ過去問が少ない場合に使ってほしい問題集

段階式 日本史論述のトレーニング

段階式 日本史論述のトレーニング

 

 採点基準が明確で、問題ごとに何を書けば点になるのかを理解するのに最適な問題集です。論述の基本ができていれば知識の習得書として効果を発揮します。

 過去問が2年分しかない大学用の問題演習として使えますので、過去問と同じくらいの文字数の問題を選択して適宜解いてください。

 1章が50字から90字、2章が100字から150字、3章が180字から250字、4章が300字以上になっています。過去問と同じくくらいの字数の問題やその前後の章くらいは解いておくと勉強になります。

 ただし、4章は分量が多すぎるので、実際に出題されない場合は手を出さなくても大丈夫です。

 

おまけ:使う教科書について

 基本的には学校で使っている教科書で大丈夫です。学校で授業を取っていない場合は下に紹介している詳説日本史を買いましょう。教科書ですが、参考書コーナーで買えることが多いです。

 難関大学を志望する学生で2冊目の教科書がほしい場合、学校で詳説日本史を使っていない場合は買ってみましょう。簡単に買える上に汎用性が高い教科書なので、買って損はないです。

 詳説日本史を持っている人が2冊目に選ぶのは日本史B(三省堂)がおすすめです。詳説日本史とは違った視点で書かれている部分も多いので、参考になる部分が多いです。

 2冊目を使う場合も書き込みはしっかり加えましょう。学習中盤から2冊目を使う場合は復習として過去問や問題集を解きなおして2冊目の教科書に書き込みを入れましょう。

 

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